チューナー
2012-03-27


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以前はチューナーを持っていて、城達也さんがナレーションをしていた時のジェットストリームが好きでよく聴いていた。
その頃使用していたチューナーは MARANTZ ST-8mkUで、部屋の電気を消しチューナーの青い文字盤の明かりや、音に反応するオシロスコープの軌跡を眺めながら、ジェットストリームのオープニングを聴くのが好きだった。
現実のゴチャゴチャから解き放たれたれたような開放感というか、一日の終わりにホッと一息ついて落ち着くことができたと思う。
城達也さんがナレーションをしなくなってからはジェットストリームを聴かなくなり、同時に FM をオーディオシステムで聴くことはほとんど無くなってしまった。
ST-8mkUは眺めているだけでもホレボレするような名機だと思うが、がたいがデカイので置き場所にも困り、かなり迷ったがこのまま使わないで放置しておくよりは必要とされる所に行ったほうが幸せだろうと思い、ネットオークションに出した。
今でも大切に使われていることを願っている。

最近は、ST-8mkUのように存在するだけで満足できるような機能美を持った製品が少なくなってきたように思う。
特に大手メーカーにそのような傾向がある。
生産コストを極限まで抑えしかも数を出せる、という設計思想の元では難しいことなのでしょうが、オーディオ機器とは趣味性の強い製品であってほしいと思うので非常に残念なことです。
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