GT-2000改ノイズ対策
2022-05-01


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MMカートリッジ(中電 MG-3675)を付けるとスピーカーからノイズ(ハム)が聴こえることが判明しました。
今までは MCカートリッジでしか聴いてこなかったのですが、ノイズが出るようなことはありませんでした。
ネットで調べてみると MCより MMの方がノイズを拾いやすいとのことで納得です。
ノイズは GT-2000の筐体をさわると少し小さくなり、アームベース周りをさわるとノイズの音が変わるので、改造により取り付けた KP-1100のアーム周りに原因があるようです。
そこで、GT-2000オリジナルのアーム YA-39に戻してみたところ、ノイズはピタリと無くなりました。
これでノイズの発生源を特定することができたので、次は対策です。

「もしかするとあれがダメだったかな?」と思い当たる部分があります。
それは KP-1100のアームから出ている内部配線とアームベースに取り付けたRCAジャック間の約15〜6cmですが、シールドされていない単線(撚線)で配線していたので、ここでノイズを拾っている可能性が高く、これをシールド線に替えればノイズは止まるのではないかと想定しました。
本当はアームの内部配線とフォノケーブルを直結するのが一番イイのでしょうが、フォノケーブルを簡単に交換できなくなるし、アームベースに取り付けたRCAジャックもカッコイイので、これが無くなるとちょっと味気無いです。
ということで、直結することはせず現状のままで単線をシールド線に交換しました。
それと、GT-2000の電源部からアーム側にグランド線(GND)が来ており、GT-2000オリジナルのアームYA-39には接続する端子があるのですが、ピュアストレートアームの YSA-2にはそのような端子は無かったので、グランド線は接続しなくても問題は無いと思い、KP-1100のアームには接続していませんでした。
これも万全を期して KP-1100のアームの支柱部分に電源部から来ているグランド線を接続することにしました。

以上の作業完了後、恐る恐る電源を入れてみたところノイズは完全に消えてなくなり、それと同時にフォノには手抜きは通用しないということがよく解りました。
オーディオは、特にフォノは奥が深い、だから飽きないし面白い。
ここ数日間は原因不明の病にでもかかったような気分でしたが、根治して気分もすっきり晴れ渡りました。
[GT-2000改造]
[オーディオ]
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